看護師歴は約20年。病院を中心にキャリアを積み、前職の後輩から誘いを受けて訪問看護の道へ。病院勤務で培った経験を生かして訪問看護師として活躍しつつ、現在は管理者を兼務し、全体のスケジュール管理なども行う。
若い方にこそチャレンジしてほしい。あたたかい環境で自分らしく働けます。
N・Aさん
訪問看護ステーションマリーゴールド
2021年入職
PROFILE

入社のきっかけは?
訪問看護に興味はありましたが、ある程度の知識と経験がないと難しいと思い、自ら飛び込むことは想像していませんでした。ですが、以前病院で一緒に働いていた後輩が楽しそうに訪問看護の話をする姿を見て、やはりやりがいがあるんだと感じました。そのことをきっかけに、病院で長く経験を積んできた今ならできるかもと、後輩が働く「まりっくす」への入社を決めました。


スタッフインタビュー
訪問看護の魅力は、利用者様とご家族の思いを尊重できること。

病院に勤務する多くの看護師が考えるように、利用者様のご自宅へ1人で訪問しその場で判断して対応する訪問看護に飛び込むのは、勇気が必要です。私もその1人でした。ですが、いざはじめてみると数日でやりがいを実感し、今はずっと続けていきたいと思っています。スピードやより良い処置が優先される病院とは異なり、訪問看護では利用者様とご家族が主役です。ご本人とご家族の希望や生活スタイルに寄り添ったケアに対して、「思いが伝わってうれしかった」と言っていただけたとき、病院や自分のやり方だけが正しいわけではないと気づかされます。訪問看護をはじめてから、管理者になった今も変わらず、利用者様とご家族の思いを一番に尊重することを大切にしています。
若いスタッフが中心の、和気あいあいとした職場です。

件数は少ないですが訪問看護業務をしながら、今は管理者も務めています。ほかの事業所のケアマネジャーとの連携やステーション全体のスケジュール管理、何か困り事や相談があったときの対応も管理者の役目です。管理者になってから最初の目標がスタッフの定着だったため、頻繁に顔を合わせない分、会ったときには私から声掛けをするなど、話しやすい雰囲気をつくるようにしてきました。それが功を奏したかは分かりませんが、思っていることを口に出しやすい職場環境なのかなと感じます。マリーゴールドは若いスタッフが多く、30代が中心です。男性の看護師やリハビリスタッフを含め、18名で和気あいあいと過ごしています。日々真剣に取り組む中で緊張感がある場面も多いですが、それ以外は楽しく、風通しのいい職場だと思っています。
スキルアップも目指せる安心の環境を整えています。

訪問看護が初めての方には、自信を持って訪問できるまで最初の1カ月は必ず同行します。1人で回ってからも、不安を解消できるようにすぐ電話連絡できる体制を整えています。今は子育て中のスタッフが多いので、夜間対応の専用携帯は私ともう一人で回しています。年数が経ってから受け持ってもらいますが、訪問する中で状態が良くなければ事前にご家族や施設のスタッフに対応方法をアドバイスしておくため、夜間の対応自体多くありません。それでも不安ならサブコールで相談に乗れるので、安心してください。今後は、経験が少ない若いスタッフが個々にスキルアップできるように、全員で勉強会をしていけたらと考えています。そしてマリーゴールド全体がレベルアップしていけたらいいなと思っています。
1日の流れ
出勤
朝はミーティングからはじまります。スタッフ全員の1日の流れを確認し、訪問へ向かいます。
訪問開始
午前中は2件を訪問。利用者様宅へ伺い、バイタルチェックや必要なケアを提供します。
休憩
現場の近くで昼食を取ります。その間に、スケジュール調整や電話連絡を行うことも。
訪問再開
午後からも訪問を行います。利用者様はもちろん、ご家族ともコミュニケーションを図ります。
帰所
訪問を終えて事務所へ戻ります。訪問記録は専用アプリで作成します。
ミーティング
朝礼同様に、参加できるメンバーで1日の報告を行います。オンラインでの参加も可能です。
退勤
明日のスケジュ-ルを確認後、退勤します。

