新卒では銀行に就職。異なる業界への興味や手に職を付けたいという思いから入行5年で退職し、同居の祖母を介護する母の姿を見て介護の道へ。老健や病院での看護助手、サービス付き高齢者向け住宅でのサービス提供責任者などを経て、2019年に「まりっくす」へ。
目の前の利用者様のお手伝いが出来る、人の思いやりや温もりが感じられる職場です。
M・Mさん
シルバーホームジュレ岩出
2019年入職
PROFILE

入社のきっかけは?
以前働いていた施設では利用者様がかなりの人数いらっしゃり、お風呂やお食事の時間に追われる毎日でした。休みが取りづらく、転職を考えていたときに知人から紹介してもらったのが、「まりっくす」です。シルバーホームジュレ岩出は自宅から近く、満床でも13名なのでお一人おひとりと向き合う時間が取れますし、休みも取りやすいと聞き、入社を決めました。


スタッフインタビュー
多職種で連携し、一人ひとりの利用者様をサポートしています。

まりっくすのいいところは、施設の介護スタッフと、ケアマネ、訪問看護師、リハビリ、デイサービス、福祉用具のスタッフと、まりっくすの中にいるみんなで職種を越えて一丸となり、利用者様をサポートしていけることです。ジュレ岩出はデイサービスを併設しており、デイのスタッフとすぐに情報共有できることも、仕事のしやすさにつながっています。
祖母の認知症を目の当たりにしたことが介護の世界に足を踏み入れる大きなきっかけでしたが、もともと学生の頃から1人で机に向かうより人とコミュニケーションを取って身体を動かすことが好きだったので、この仕事が向いているのかなと今になって思います。
利用者様の笑顔がやりがいに。スタッフ一同で喜びを分かち合えます。

今は正直、人員の都合でサ責としての業務時間を十分に確保できないのが悩みの1つですが、現場で多くの時間を過ごしていると、やりがいを実感できる場面がたくさんあります。あるとき、一人暮らしの継続が難しくなり、入居を決めた方がいました。入居後すぐは帰宅願望が強く情緒も不安定で、自力でトイレへ行くのも困難な状態でした。生活リズムを整え服薬管理を行うことで徐々に精神面が安定し、そこからは車椅子での自走や立位でのトイレができるように。今では冗談を言って職員を笑わせてくれるなど、毎日笑顔で過ごされています。怒ってばかりで三角形だった目が一本の線になったとご家族もとても喜んでくださり、ケアが届いたとしたら本当に良かったとスタッフみんなで喜び合えた出来事でした。
変化を見逃さず、安心・安全に暮らしていただけるように。

利用者様と接するうえでは、普段からどう過ごされているかをよく観察することが大事だと思います。日々身体の状態が変わっていく中で、ご本人は痛みや不調に気付かないまま知らず知らずのうちに状態が悪化する方もいらっしゃいます。変化にはいち早く気付き、利用者様が安心・安全に暮らしていけるサポートをできたらいいなと思います。また、人員不足の解消も今後の目標の1つです。夜勤専従の方を含めてスタッフの高齢化が進んでいるので、若い方に入っていただけたらうれしいですね。人間誰しもが老いていく中で、介護は必ず必要とされる仕事です。長い人生の中で経験しておいて損はないと思います。
1日の流れ
出勤
夜勤スタッフを手伝い、朝食が終わっていない場合は介助に入ります。デイサービスへ行く利用者様の排せつや着替えを手伝います。
昼食準備・昼食介助
温かい食事を提供するため、宅配で届くおかずに添えるご飯と味噌汁は施設で職員が手づくりします。食事介助を行い、食べ終わった方から排せつや臥床の介助を行います。
昼食準備・昼食介助
食べ終わった方から口腔ケア、排泄、離床介助等を行います。
休憩
ナースコールが入ったらすぐに駆け付けられるように、施設の中で昼食を取ります。
サ責業務
洗濯物を片付け、おやつを準備します。合間を見て、サービス提供の記録をアプリに入力。計画書を作成するなどサ責業務を行います。
ミーティング
デイから帰ってくる方を迎え入れ、夜勤スタッフへの申し送りをします。
退勤
明日のスケジュ-ルを確認後、退勤します。

